兵庫県芦屋市南部に芦屋浜シーサイドタウンがあり、その中心部に位置しているのが芦屋浜高層住宅地区です。
「自然と調和した緑豊かな街」「都市機能の充実した住みよい街」「豊かな人間性と文化を育む健康な街」をテーマに建設されたこの住宅団地には、利便性・省エネルギー・環境保全の観点から、温水による全室給湯暖房システム(地域熱供給)が組み込まれており、その運営を目的として1977年(昭和52年)5月に芦屋浜エネルギーサービス株式会社が設立されました。その後、1977年11月に熱供給事業法に基づく熱供給事業の認可を受けて事業を開始し、1979年3月に熱の供給を開始しました。
創業当初の熱製造プラントの燃料は都市ガスと灯油のハイブリッド形式でしたが、現在ではクリーンな都市ガス100%を使用し、全室給湯暖房システムの運営を継続しています。
2016年(平成28年)4月に熱供給事業が自由化されましたが、芦屋浜高層住宅地区は国から「指定旧供給区域」に指定されたため、供給義務および規制料金制度が継続されております。芦屋浜エネルギーサービス株式会社は、芦屋浜高層住宅地区での生活に不可欠な熱エネルギーの安定供給と保安の確保という重要な役割を担うため、徹底した保安対策・防災対策・環境対策を施しつつ、これからも人々の快適で豊かな生活を支えてまいります。お客さまからの「ありがとう」を励みに、地域密着型でお客さまのお役に立つ企業を目指し、総力をあげて取り組んでまいります。